出でゆきし猫はまだみつからぬ 舞い落ちるうす紅色のさるすべり     男心はまあこんなもの かならずや僕が守るといいながら     記憶の父母は草の匂いす 朝霧に濡れて飼葉を背負いたる    

は優しい光を放つ
明るみて雨止まぬ庭濡れながら     玄関先よりこっちがいいよ 目的地変えて悪いね蝸牛


 





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