水面に映る群青の空
はなびらを螺鈿のようにちりばめて
写楽は女をついに描かず
描かずや描けざりしや浮世絵に
受話器に友の古里訛
わが記憶の曖昧なるを補いて
だまし絵の魚鳥になるまで
雨音に夜のテレビの音消ゆる
体操教室今日も明るし
五十代の危うさ互ひに言ひ合ひて
∫
露
草
の
記
V
ノ
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