武骨しみじみ親しと思う
わが依怙地通してさびし裸木の
炬燵の中の猫柔らかき
足延ばし時
々触る背のあたり
あれかこれかと一日気になる
いちどだけ鳴りて切れたるベルの音
深夜のぬるき湯に浸りつつ
何を得て何を捨てたる一日なるや
その影あたりに猫が寝ている
物を縫う吾の背中はまるまりて
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露
草
の
記
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ノ
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